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1.<英語の語順>
英語は語順が肝心な言語です。
通常の文では、主語が先頭に置かれますが、それは日本語でも同じですね。
英語は日本語と異なり、主語の後に動詞が続きます。
・be動詞
I am a student. 「私は学生です」
[私は です 学生]
(主語)(be動詞)(補語)
・一般動詞
I study English every day for two hours. 「私は毎日英語を2時間勉強します」
[私は 勉強します 英語を 毎日 2時間]
(主語) (動詞) (目的語) (副詞)
be動詞と一般動詞は一つの文の中で同時に使用できません。
進行形(be動詞+~ing)や受け身(be動詞+過去分詞)の文のように、be動詞との組み合わせで用いる表現はありますが、
I am study English.
のような文は誤りなので注意が必要です。
●be動詞と一般動詞の区別
be動詞は状態動詞とも言われ、主語の状態を表す(~である、~にいる、~にある)場合に使います。
She is cute. 「彼女はかわいい」
Hiroshi is in Kyoto now. 「ヒロシは今京都にいる」
The cake is in the refrigerator. 「ケーキは冷蔵庫の中にあるよ」
be動詞は「行く」「歩く」「走る」「話す」のように動作を伴わない状態を表現する際に用います。
2.<人称代名詞>
人称とは - 文中の動作の主体(主語)が、話し手(第1人称)・聞き手(第2人称)・第3者(第3人称)のいずれであるかの区別を指します。
人称代名詞は、人またはものを指し示す代名詞です。
「私、あなた、彼女、彼、それ」などの代名詞のことです。
人称代名詞は役割ごとに、それぞれ、「主格」「所有格」「目的格」「所有代名詞」に分かれます。
● 主格は主語(~が、~は)になる代名詞です。
例 he(彼が、彼は)
● 所有格は物の所有者(~の)を示す代名詞で、名詞の前に付きます。
例 her(彼女の)
● 目的格は目的語(~を、~に)になる代名詞です。
例 me(私を、私に)
3.<be 動詞>
英語には、be動詞と一般動詞の2種類の動詞があります。
どちらも、主語の「人称」によってスペルが変化することがあります。
例えば、
I am Shingo.「私はシンゴです」
He is Takuya.「彼はタクヤです」
というように変化します(am, is がbe 動詞)。
be動詞は状態動詞といわれ、「~にある」「~である」「~にいる」というように訳します。
例
There is a cap on the shelf.「棚の上に帽子があります」
He is in Miyazaki now.「彼は今、宮崎県にいます」
be動詞にはそれぞれ am, is, are, was, wereがあります。
wasは、am, isの過去形で、wereは、areの過去形です。
1人称単数、つまり主語が Iの場合、be動詞は、amか wasになります。
2人称単数と複数の人称(we, you, theyなど)が主語の場合、
be動詞は areか wereを使用します。
3人称単数が主語の場合、be動詞は isか wasになります。
4.<be 動詞の否定文>
be動詞の否定文を作るには、be動詞の後に、"not"「~でない」を付けます。
例
She is not from Nagoya.「彼女は名古屋出身ではありません」
【be動詞否定の短縮系】
アポストロフィー「'」(apostrophe)で、be動詞の短縮形を作ることができます。
PCのキーボードでは、シフトキーを押しながら、数字の7の部分のキーを押すと出てきます。
is not = isn't, are not = aren't,
was not = wasn't, were not = weren't
5.<be 動詞の疑問文>
be動詞で疑問文を作る場合は、主語の前にbe動詞を置きます。
例
Is Ken your uncle? 「ケンはあなたのおじさんですか」
疑問文の場合文の最後はピリオド「.」でなく、クエスチョンマーク「?」を使います。
・orを使うbe動詞の疑問文
A or B「AかB」のどちらかを尋ねる場合に使う。
例
Is that a horse or an ass?
「あれは馬ですか、それともロバですか」
6.<疑問詞の疑問文>
疑問詞(when, who, where, why, what, how――5W1H――など)を使う場合、be 動詞の前に疑問詞を置きます。
【疑問詞の疑問文の公式(be動詞の場合)】
疑問詞+be動詞+主語 ~?
例
Who is the girl under the tree?「木の下にいる女の子は誰ですか」
【疑問詞の疑問文の公式(一般動詞の場合)】
疑問詞+do (dose)+主語~?
例
When did you come to Japan? 「あなたはいつ日本へ来たのですか」
※ひとくちメモ
疑問文の最後に書くクエッションマーク "?" ですが、クエッションマークと前の単語の間にはスペースを空けないのが基本です。
7.<一般動詞3 人称単数の変化>
主語が3人称単数(she, he, it,人名など)の場合一般動詞の語尾sかesを付けます。
● 普通はそのままsを付けます。
例
make - makes
● 語尾が 「s, sh, ch, o, x」の場合 es を付けます。
例
watch - watches
● 語尾が<子音字+y>の場合は、「y」を「i」に変えて es を付けます。
※子音字とは、26個のアルファベットの内、a・i・u・e・o(=母音字)以外の21個の文字のこと。yは母音字に入れることもあります。
例
study - studies
☆ have は has という特殊な形になります。
8.<規則動詞の過去形>
一般動詞の語尾に ed, dを付けると過去形になります。
(それ以外に不規則な変化をする一般動詞は不規則動詞といいます)
● 普通はそのまま edを付けます。
例
cooked
● 語尾が eの場合 dを付けます。
例
lived
● 語尾が<子音字+y>-「y」を「i」にかえて edを付けます。
例
study-studied
● 語尾が<短母音+子音字>-子音字を重ねて edを付けます。
例
stopped
9.<不規則動詞の過去形>
語尾にed, dを付けず、原形をとどめないで変化する動詞があります。
これはそのまま覚えるしかないので、何度も書いたり発音したりしながら覚えましょう。
例
go-went, take-took, make-made, see-saw, get-got, leave-left
10.<一般動詞の否定文>
■ 3人称単数以外
動詞の前に do not (= don't) を置きます。
例
I don't understand.「私は今日泳ぎません」
■ 3人称単数
動詞の前に does not (= doesn't) を置きます。
doseは doの3人称単数形です。
例
Ai doesn't climb the mountain.「アイは山に登りません」
■ 一般動詞の過去形の否定文
主語の人称に関係なく動詞の前に did not = didn'tを置きます。
例
My father didn't have lunch.「父は昼食を食べませんでした」
11.<一般動詞の疑問文>
■ 3人称単数以外
doを文の先頭に置きます。
例
Do you have a pencil?「あなたは鉛筆を持っていますか」
答え方
Yes, I do.(はい、持っています / No, I don't.(いいえ、持っていません)
■ 3人称単数
doesを文の先頭に置きます
例
Does Ai have any brothers?「アイは兄弟がいますか」
答え方
Yes, she does.(はい、います) / No, she doesn't.(いいえ、いません)
※答えるときは、主語が代名詞になります (Ai ⇒ she)。
■ 一般動詞の過去の疑問文
didを文の先頭に置きます
例
Did your father have a lunch?「あなたのお父さんは昼食を食べましたか」
答え方
Yes, he did.(はい、食べました) / No, he didn't.(いいえ、食べませんでした)
12.<There is ~の文(~がある)>
There+[ be動詞 ]+[ 意味上の主語 ]+
[ 場所を表す語句(前置詞 <in, on, underなど+~> ). ]
例
There are some CDs on the desk.
「机の上にCDが何枚かあります」
There was a CD on the desk.
「机の上にCDがありました」
意味上の主語(上の例では、"a CD")が単数形の場合、be動詞はisかwasになります。
■ There isの否定文
be動詞の後に notを付けるか、もしくは、be動詞の後ろの名詞を no+名詞 にします。
[ not バージョン ]
例
There are not any CDs on the desk.
「机の上にCd は1 枚もありません」
[ noバージョン ]
例
There are no CDs on the desk.
「机の上にCDは1 枚もありません」
■ There isの疑問文
be動詞をthereの前に置きます。
例
Were there any CDs on the desk?
「机の上に何枚かCd はありましたか」
答え方
Yes, there were.「はい、ありました」 / No, there were not.「いいえ、ありませんでした」
■ 数の尋ね方
数を尋ねる表現
How many ~ 「いくつの~」
例
How many apples are there in the box?
「箱の中にはリンゴがいくつ入っていますか(ありますか)」
答え方の例
There are two (apples).「2個(リンゴ)あります」
13.<進行形>
進行形はbe動詞と動詞の語尾に ingを付け加えた単語を組み合わせて作ります。
[be動詞+~ing]
例
She is walking in the park.
「彼女は公園を歩いています」→現在進行形
be動詞を過去形にすると、過去進行形になります。
例
She was walking in the park.
「彼女は公園を歩いていました」→過去進行形
■ 進行形(~ing)の作り方
● ふつうは語尾にそのまま ingを付けます
例
playing, seeing
● 語尾が発音しないeの場合は、eをとって語尾に ingを付けます。
例
living, coming
● 語尾が<短母音+子音字>の場合、子音字を重ねて ingを付けます。
例
sitting
● 語尾が ieの場合は、ieを yにかえて ingを付けます。
例
lie-lying
■ 進行形の否定文
進行形の否定文を作るには、be動詞の後に not「~でない」を付けます。
例
Ai was not watching TV then.
「アイはそのときテレビを見ていませんでした」
■ 進行形の疑問文
進行形疑問文を作る場合は、主語の前にbe動詞を置きます。
例
Was Ai watching TV then?「アイはそのときテレビを見ていましたか」
-Yes, she was.「はい、見ていました」 / No, she wasn't (was not).「いいえ、見ていませんでした」
【注目】
loveやlike, knowなど状態を表す動詞は進行形になりません。
I am liking my grandmother. (誤りの文)
「私はおばあちゃんが好きでいるところです」
進行形はそのときだけの動作を示します。
上の文だと、ある瞬間だけおばあちゃんを好きであることを表すことになり、正しく意味が通じません。
14.<未来の文(be going to do)>
[be going to+動詞の原形 ]で「~するつもり」という意味になります。
例
Riki and I are going to have dinner together tonight.
「私とリキは今夜一緒に夕食を食べる予定です」
■ be going to doの否定文
be動詞の後に notを付けます。
例
Riki and I are not going to have dinner together tonight.
「私とリキは今夜一緒に夕食を食べる予定はありません」
■ be going to doの疑問文
be動詞を主語の前に置きます。
例
Are Riki and Miki going to have dinner together tonight?
「リキとミキは今夜一緒に夕食を食べることになっていますか」
-Yes, they are.「はい、そうです」 / No, they aren't (are not).「いいえ、そうではありません」
15.<will(助動詞)を使った未来の文>
主語+will+動詞の原形 ~
例
Mike will be fine.
「マイクは元気になるでしょう」
Mike will leave this town tomorrow.
「マイクは明日この町を去るでしょう」
● 主語とwillの短縮形
「I will-I'll」「we will- we'll」「you will-you'll」
「he will-he'll」「she will-she'll」「they will-they'll」
■ willの否定文
willの後ろにnotを付けます。
例
He won't (= will not) go.「彼は行かないでしょう」
【注目】will notの短縮形は「won't」です。
■ willの疑問文
willを主語の前に置きます。
例
Will he come tomorrow?「彼は明日来るでしょうか」
- Yes, he will.「はい、彼は来るでしょう」 / No, he won't (= will not).「いいえ、彼は来ないでしょう」
16.<助動詞(will, can, may, must, have to, be able to など)>
助動詞の使い方
● 助動詞は動詞の前に置かれ、動詞に意味を付け加えます。
● 助動詞は主語が何であろうと形(スペル)を変えません(スペルが異なる助動詞の過去形もあります)。
例
will-would, can-could
● 助動詞の後には必ず動詞の原形が続きます(例 will do, will be)。
● 助動詞の後には助動詞は続きません(動詞の原形が置かれます)。
● 助動詞を否定文にする場合、助動詞の後ろに notを付けます。
例
She won't have a vacation for three weeks.
「彼女は3週間の休暇はとらないでしょう」
● 助動詞の疑問文では、動詞の前に置きます。
例
Can you ride a bicycle?
「あなたは自転車に乗ることができますか」
■ can と be able to do [可能・能力](~できる)
can ~
例
Masao can play the guitar well.
「マサオは上手にギターを弾くことができます」
be able to do ~
例
Masao is able to play the guitar well.
「マサオは上手にギターを弾くことができます」
■ can とbe able to doの否定文
canの後に notを付けます。[ can ]の場合
例
Masao cannot (=can't) play the guitar well.
「マサオは上手にギターを弾くことはできません」
be動詞の後にnotを付けます。[ be able to ]の場合
例
Masao is not (=isn't) able to play the guitar well.
「マサオは上手にギターを弾くことはできません」
■ can とbe able to doの疑問文
canを先頭に置きます。 [ can ]の場合
例
Can Masao play the guitar well?
「マサオは上手にギターを弾くことができますか」
-Yes, he can.「はい、彼は弾けます」 / No, he cannot.「いいえ、彼は弾けません」
be動詞を先頭に置きます。[ be able to ]の場合
例
Is Masao able to play the guitar well?
「マサオは上手にギターを弾くことができますか」
-Yes, he is.「はい、彼は弾けます」 / No, he is not.「いいえ、彼は弾けません」
【注目】
「~できる」の過去形「~できた」を表現する場合は、
canの過去形 could でなく be able to doを使いましょう。
例
He was able to win the running race.
「彼は競走で勝つことができました」
could(~できた)は、「過去にしようとすればいつでもできたこと」を表現する場合に使います。
未来形の可能の文はwill be able to doで表現します。
例
He will be able to win the running race.
「彼は競走で勝つことができるでしょう」
【注目】
canには助動詞「may(~してもよい)[許可]」と同様の意味を示す文もあります。
例
You can go to the party tomorrow.
「明日パーティーに行ってよいです」
他に、can+not (= cannot, can't)~で「~のはずがない」という意味があります。
例
That can't be true.「それが本当のはずはありません」
[許可]
may (~してもよい)
例
You may eat those candies.「それらのアメを食べてもよいですよ」
May I 動詞の原形 ~ ?
で、許可を求める疑問文になります。
例
May I open the window?「窓を開けてもいいですか」
= Can I open the window?「窓を開けてもいいですか」
-Yes, you may /can.「はい、いいです」
No, you may not / cannot.「いいえ、だめです」
【注目】
mayは改まった言い方で、can は一般的でややくだけた表現です。
[推量・可能性]
【 may+動詞の原形 】「~かもしれない」
例
It may be easy.「それは簡単かもしれません」
He may come to Japan next month.「彼は来月日本に来るかもしれません」
[義務・命令]
【 must+動詞の原形 ~ 】「~しなければならない」
例
You must take those medicines after meals.
「食後に薬を飲まなければなりません」
【注目】
No, you must not ~ とすると強い禁止を表し、相手の意思を無視したものの言い方になるので、普通の会話では用いません。
[禁止]
【 must not(=mustn't )+動詞の原形 ~ 】「~してはならない」
例
You must not go to the river alone.
「ひとりで川に行ってはいけません」
[断定的推量]
【 must+動詞の原形 ~ 】「~にちがいない」
例
He must be over fifty years old.
「彼は50 歳を超えているにちがいない」
■ have to do(=must )~「~しなければならない」
mustは主観的要素が強くhave to doは客観的に考えて、その必要性を感じられるという意味合いがあります。
例
You must go now.
「今行かなければなりません」=「今行きなさい」
→ 話し手が相手に行って欲しいと思っている。
You have to go now.「今行かなければなりません」
→この場合相手が今行かなければ時間に間に合わないなど、何らかの外因的要素がある。
【注目】
mustには過去形がなく、未来の文でも使えないので、「~しなければならない」を過去形と未来の文で表す場合は have to doで代用します。
例
現在: Masa has to finish the homework.
「マサは宿題を終わらせなければなりません」
過去: Masa had to finish the homework last night.
「マサは昨夜宿題を終わらせなければなりませんでした」
未来: Masa will have to finish the homework by next Friday.
「マサは来週金曜日までに宿題を終わらせなければならないでしょう」
[義務・当然の行動]
should(~べきである)
例
You should be quiet in the hospital.
「病院の中では静かにするべきです」
He should have more time to study English.
「彼はもっと英語の勉強をする時間を増やすべきです」
[願望・希望]
・would like to do ~ (~したいです)
例
I would like to meet her this summer.「今年の夏は彼女に会いたいです」
[忠告・命令]
・had better do~ 「~したほうがよい」
例
You look sick, so you had better take some days off.
「病気のように見えますよ、何日か休んだほうがよいでしょう」
You had better not be too pessimistic.「悲観的になりすぎないほうがよいですよ」
17.<勧誘・依頼の文 Will you, Can you>
Will (Would) you ~?(~してくれませんか)
Can (Could) you ~? (~してくれませんか)
[勧誘・依頼]
Will (Can) you+動詞の原形 ?
Will you pass me the salt?「塩をとってくれませんか」
Would you pass me the salt?「塩をとっていただけませんか」
Can you take me to the zoo?「動物園に連れて行ってください」
Could you take me to the zoo?「動物園に連れて行ってくれませんか」
答え方
[了解の場合]
例
Yes I will. / All right (=alright). / O.K. (=okay) / Sure. / Certainly.
「はい、いいですよ」「いいでしょう」「よろしい」
[断る場合]
例
No, I won't. / I' m afraid not.
I'm afraid not. (残念ながら無理でしょう)
【注目】
willの過去形 would, canの過去形 couldを使うと丁寧な言い方になります。
Shall I ~?(《私が》~しましょうか)
[相手に意向を尋ねる]
Shall I+動詞の原形?
例
Shall I wash the dishes?「お皿を洗いましょうか」
答え方
Yes, please.「はい、お願いします」 / No, thank you.「いいえ、けっこうです」
Shall we ~?(《一緒に》~しましょうか)
[誘い]
Shall we+動詞の原形 ?
例
Shall we go to the mountain next Sunday?
「来週の日曜日山へ行きませんか」
Let's go to the mountain next Sunday, shall we?
「来週の日曜日山へ行きましょう、どうですか」
答え方
Yes, let's.(はい、行きましょう) / No, let's not.(いいえ、行きません)」
18.<不定冠詞 a, an>
英語には名詞の前に置く「冠詞」というものがあります。
その中でも、a, an は不定冠詞といいます。
■ 不定冠詞 a, an
● 不定冠詞は、主に文章で初めて出でくる不確かな物や人の単数名詞の前に置きます。
・訳し方 a(an) ~「ある~」「一つの~」
例
There is a book on the shelf.「棚の上に(一冊の)本があります」
上の文の場合、何の本(種類)であるかがよくわかっていません。
●anは母音の発音で始まる語の前に置きます。
例
an egg
つづり字でなく発音で判断します。
例
an hour
19.<定冠詞 the>
● 定冠詞theは、何について話しているかが明示的である場合に、単数・複数名詞の前に置きます。
the ~「その~」「この~」「あの~」
例
The book is on the shelf.「棚の上にその本があります」
● 定冠詞theは、それ一つしかない、唯一無二の物の前に置きます。
the sun, the moon, the right, the left, the earth, the world
太陽も、月も、右も、左も、地球も、世界も一つしかありませんよね。
20.<名詞>
英語の名詞は、普通名詞、集合名詞、物質名詞、抽象名詞、固有名詞に分けられます。
またこれらの名詞は、数えられる名詞(可算名詞)と数えられない名詞(不加算名詞)に分けられます。
・加算名詞 - 普通名詞、集合名詞
・不加算名詞- 物質名詞、抽象名詞、固有名詞
[加算名詞の複数形]
● ふつうはそのまま語尾に sを付けます。
例
books, desks
● 語尾が 「s, sh, ch, o, x」の場合esを付けます。
例
bosses, dishes, tomatoes
● 語尾が<子音字+y>の場合は、yを Iに変えてesを付けます。
例
policy-policies, city-cities,
● 語尾が f, feの場合 f, feを vesにかえます。
例
life-lives,
● 語尾が変化するだけでなく、複数形になると不規則に形を 変える名詞があります。
例
man- men, woman-women, child-children,
tooth-teeth, foot-feet
単数形と複数形で変化しないものがあります(単複同形)。
fish, sheep, deer, Japanese(日本人)
【注目】
物質名詞(water, cake bread-)は数えられない名詞で、
数を表現したい場合は 容器(glass, cup-)などの単位を使います。
例
a glass of~ (コップ1 杯の ~), a piece of~ (1 片の、1 つの、1 個の)
Would you like a cup of coffee?
「コーヒーはいかがですか」
● 物質名詞を数えたい場合、単位を複数形にします。
例
There are three glasses of water on the table.
「コップ3杯の水がテーブルにあります」
【注目】
集合名詞
例
people, police, family
集合名詞は単数としてとらえることもありますが、複数形とみなすことがほとんどです。
例
Japanese people are said to be shy.
「日本の人々は内気だと言われています」
数えられる名詞と数えられない名詞では名詞の前に付く数・量を表す形容詞が異なります。
● 数えられる名詞の前に付く
many ~ (たくさんの ~), a few ~ (少数の ~、2, 3の ~),
● 数えられない名詞の前に付く
much ~ = a [good] great deal of~ (たくさんの ~、多量の ~),
a little~ (小さい ~、少量の ~、少しの ~)
● 数えられる名詞にも、数えられない名詞の前にも付く
a lot of ~ = lots of ~ = plenty of ~ (たくさんの ~)
[肯定文で] some~(いくらかの~)
[否定文・疑問文で] any ~(いくらかの~)
not ~ any- (少しの-も ~ ない)
例
Takeshi does not have any video games.
「タケシはビデオ(テレビ)ゲームを一つも持っていません」
【注目】
many, a few, a lot of, lots of, plenty of, some, anyを数えられる名詞の前に置く場合、その名詞が必ず複数形になることに注意しましょう。
21<再帰代名詞>
再帰代名詞は代名詞に(~自身)という意味が付きます。
oneself(自分自身)
日本語でも定着しているセルフサービス(self-service)からも分かるように、
selfには「自分自身」という意味があります。
・単数
私自身 myself
あなた自身 yourself
彼自身 himself
彼女自身 herself
それ自身 itself
---------
・複数
私達自身 ourselves
あなた達自身 yourselves
彼等自身 themselves
※複数形なので語尾は-selvesになります。
by onesel ひとりで、for oneself 独力で、自分自身のために、
say to oneself 心の中で思う、talk to oneself ひとりごとを言う、
enjoy oneself [doing] [~して]楽しく過ごす
22.<不定代名詞>
[肯定文で] some~(いくらかの、いくつかの~)
[否定文・疑問文で] any~ (いくらかの、いくつかの~)
all~(すべての~), each~(それぞれの~), both~(両方の ~)
another~(もう1 つの ~、もう1 人の),other~(他の ~、一方の)
the otherは2 人(つ)の場合、もう一方のもの。3つ以上のものがある場合は、それ以外のすべてを指します。
3つ以上あるものの中で1 つをとり出したり、選んだりする場合は 、anotherを使います。
【注目】
後ろに、[the+複数名詞(代名詞)]が続く場合、some of, any of, all of, each of といった形になります。
例
some of the carsn
例
I bought some books yesterday.
「私は昨日何冊か本を買いました」
Some of them are from the U.S.
「彼らのうち何人かはアメリカ合衆国出身です」
※each+複数名詞、each of+複数代名詞は単数扱いなので注意。
例
Each of us is over thirty years old.
「私たちはそれぞれ30 歳を過ぎています」
each other, one another(代名詞) 「お互いに」
≪1 という意味だけではないoneの用法(不定代名詞)≫
oneには「one, two, three」の数だけの意味でなく、漠然と人やものを指し示す時にも使います。
例
What would you like?「何になさいますか」
This one, please.「これを下さい」
One should get married.「人は結婚するべきだ」
【注目】
前出の特定のものを示す場合はoneではなくitで受けます。
例
I wrote a letter yesterday, so please post it when you go out.
「昨日手紙を書いたのですが、出かけている時にそれを投函してくれませんか」
23.<「それ」以外のit>
it は「それ」と訳す以外に、主語の位置に置いて、時間・曜日・日付・天候・寒暖・明暗・季節・距離を表すためにも使用されます。この場合 it は訳しません。
[時間]
What time is it now?「今何時ですか」
It is seven o'clock.「7 時です」 / It is eleven fifty.「7 時50 分です」
It is (時間)(分).
It is 5 P.M.「午後5 時です」
※ o'clock = of the clock「~時」
日本語では「AM 8:00」というように表記されることが多いですが、英語では時刻が先にきて、後ろに A.M., P.M と続きます。
[曜日]
What day is tomorrow?「明日何曜日ですか」
= What day of the week is it tomorrow?
- It's Wednesday(曜日).「水曜日です」
[日付]
What is the date tomorrow?「明日は何日ですか」
= What day of the month is it tomorrow?
- It is August(月) 8(日).「8 月8 日です」
[天候]
It rains.「雨が降る」
It is snowing.「雪が降っている」
It will be rainy / cloudy tomorrow in Tokyo.「明日の東京は雨模様/曇りでしょう 」
a fine day, fine weather, a nice day(いい天気),
a sunny day(日がよく照る日)
[寒暖]
It's very hot today.「今日はとても暑い」
warm(暖かい), cold(寒い), cool(涼しい)
[明暗]
It is dark outside.「外は暗いです」
[季節]
It is autumn in New York.「ニューヨークは秋です」
[距離]
How far is it from Tokyo to Osaka?
「東京から大阪までどれくらいありますか」
- It is about 500 kilometers.「だいたい500 キロメートルあります」
24.<疑問詞>
疑問詞(what, which, who, whose, where, when, why, how)を使った疑問文では、疑問詞を文頭に置き、その後にbe動詞又は助動詞が続きます。
疑問詞+be動詞(is, areなど) ~
疑問詞+助動詞(will, can, doなど) ~
■ What(何を、何が、何の)
What are you doing?「何をしているのですか」
What is in the glass?「コップの中に何が入っているのですか」
What type of men do you like?「どんなタイプの男性が好きですか」
・ what+名詞 「何の~」
■ which(どちらが、どちらを、どの)
whichは限られた数のものの内からいずれかを選択する場合に使い、不特定のものの場合はwhatを使います。
例
Which are your shoes?「どちらがあなたの靴ですか」
Which do you want, time or money?「時間とお金どちらが欲しいですか」
Which season were you born in?「どの季節に生まれたのですか」
・ which+名詞 「どの~」
■ who(誰が、誰に、誰を)
例
Who draw the picture?「誰がその絵を描いたのですか」
Who did you give your watch?「誰に時計をあげたのですか」
■ whose(誰のもの、誰の)
例
Whose is that car?「あの自動車は誰のものですか」
Whose car is that?「あれは誰の車ですか」
- That's mine/ Masa's.「あれは私の/ マサのものです」
■ where(どこに、どこで、どこへ)
例
Where is Beijing?「ペキンはどこにありますか」
- It is in China.「中国にあります」
Where did you take a walk?「どこで散歩をしたのですか」
Where do you want to go out next Sunday?「次の日曜日はどこへ行きたいですか」
■ when(いつ)
When did you graduate from the university?「あなたはいつ大学を卒業しましたか」
■ Why(なぜ、どうして)
Why are you so cute?「なぜあなたはそんなにかわいいのですか」
Why did you go out with such man?「どうしてそのような男性と付き合ったのですか」
■ How(どう、どのように)
[状態]
How's your job?「仕事の調子はどうですか」
[方法・手段]
How do you get to the station?「駅までどうやって行きますか」
・ How+形容詞[副詞]
[年齢を問う]
How old ~ 「何歳か、いくつか」
[身長を問う]
How tall ~ 「身長はどれくらいか」
[長さ・時間を問う]
How long ~ 「どれくらいの長さ(時間)か」
[距離を問う]
How far ~ 「どれくらいの距離か」
[数を問う]
How many ~ 「どれくらいの数か」
[値段・量を問う]
How much ~ 「いくらか/どれくらいの量か」
[回数・頻度を問う]
How many times ~「何回、何度」
-答え方 Three times.数+times
1回の場合onceまたは one time
25.<to 不定詞>
to不定詞( to+動詞の原形 )
前置詞のtoと動詞の原形を組み合わせることで「~すること、~するための、~するために」といった意味を作ります。
● 「~すること」 名詞的用法
● 「~するための」 形容詞的用法
● 「~するために、~して」副詞的用法
[名詞的用法(~すること)]
例
She likes to play tennis.「彼女はテニスをすることが好きです」
[形容詞的用法(~するための)]
例
It is a mop to wipe the floor.「それは床を拭くためのモップです」
Would you like something cold to drink?
「何か冷たい飲み物はいかがですか」
[副詞的用法(~するために、~して)]
例
He studies hard to be a doctor.
「彼は医者になるために一生懸命に勉強しています」
<感情の原因>
例
I am glad to see you.「あなたに会えてうれしいです」
I was surprised to hear the news.「私はその知らせを聞いて驚きました」
26.<疑問詞+to 不定詞(~すべき)>
● how to do(~の仕方、方法)
例
Could you tell me how to get to the station?「駅までの行き方を教えてくれませんか」
● what to do(何をすべきか)
例
I didn't know what to talk about. 「私は何について話すべきか分かりませんでした」
● when to do(いつすべきか)
例
He did not know when to leave the party.
「彼はいつパーティーを去るべきか分かりませんでした」
● which to do(どちらをすべきか)
例
She did not know which to choose.「彼女はどちらを選ぶべきか分かりませんでした」
● where to do(どこで、どこに、どこへ~すべきか)
例
Could you tell me where to take off my shoes?「どこで靴を脱いだらいいか教えてもらえますか」
27.<形式主語itとto 不定詞を使う表現>
例
It is important to have a medical check-up.
「健康診断を受けることは重要です」
itを「形式主語」といいます。
it はto不定詞以下の内容を指します。
it=to have a medical check-up (健康診断をすること)
この場合のto不定詞は(~すること)名詞的用法です。
【注目】it は「それ」と訳しません。
to不定詞の前に「for (of)+代名詞で」、to不定詞の意味上の主語を置くことができます。
人の性質を表す語の場合、「of + 代名詞」となります。
例
It is important for you to have a medical check-up.
「あなたが健康診断することは重要です」
It is good of you to say so.
「そう言ってくれて嬉しい」
形式主語itとto不定詞を使う表現は、動名詞を使って書き換えることができます。
Having a medical check-up is important.
「健康診断をすることは重要です」
28.<その他のto 不定詞表現>
[tell+目的語+to不定詞(目的語に~しなさいと言う、命じる)]
例
She told her son to wash his hands. 「彼女は息子に手を洗うように言った」
= She told his son that he washed his hands.
[ask+目的語+to不定詞(目的語に~するよう頼む)]
例
He asked me to lend the music CD.
「彼は私にその音楽CDを貸すように頼んだ」
= He asked that I (should) lend the music CD.
[want+目的語+to不定詞(目的語に~することを望んでいる)]
例
I want you to study English.
「あなたに英語を勉強してもらいたいと思っています」
[不定詞・頻出表現]
too - to不定詞「~するには-すぎる、-すぎて~できない」
例
The soup was too (for me) hot to eat.「そのスープは熱すぎて(私には)食べられなかった」
too-to不定詞は、so-that 主語 can't doで書き換えることができます。
=The soup was so hot that I can't eat the soup.
「そのスープはとても熱かったので食べられなかった」
-enough to不定詞「十分に-なので~できる、~するには十分-だ」
例
He was sensible enough to understand the situation.
「彼は十分に分別があるので状況を理解できた」
= He is so sensible that he can understand the situation.
29.<動名詞(~ing [~すること])>
動詞を進行形にする場合、動詞の語尾に ingを付けますが、この ing形には、進行形以外に動名詞という名詞を作る役割があります。
● 動詞の目的語になる
I like to listen to music.「私は音楽を聴くことが好きです」
= I like listening to music.
動名詞は、to不定詞の名詞的用法と同様に「~すること」と訳します。
動詞の目的語(動詞の後ろにある名詞のこと)に、動名詞とto不定詞の名詞的用法のどちらも置ける動詞もありますが、動名詞あるいは、to不定詞の名詞的用法のいずれか一方しか使えない動詞があります。
・動名詞のみ enjoy
I enjoyed seeing the movie.
「私は映画を観て(観ることを)楽しみました」
・to不定詞のみ decide
I decided to take the entrance examination of the high school.
「私はその高校の入学試験を受けることに決めた」
【注目】
動詞に後ろに続くのが、to不定詞の名詞的用法ではなく、to不定詞の副詞的用法の場合があります。
例
He stopped to smoke.
→to不定詞の副詞的用法 「彼は煙草を吸うために立ち止まった」
He stopped smoking.
→動名詞 「彼は煙草を吸うことをやめた」
● 主語になる
例
Getting a job is not so easy now.
「今は仕事を得ることはそれほど簡単なことではありません」
● 補語になる
例
Eating is living.「食べることは生きることです」
【注目】
現在進行形と動名詞を混同しないように注意。
● 前置詞の目的語になる
例
He did his homework without having lunch.
「彼は昼食を食べることなく(食べずに)宿題をしました」
※ without~ 「~なしに」
例
I learned the way of batting from my coach.
「私はコーチからバッティングの方法を教わりました」
・動名詞を使った頻出表現
[提案・勧誘]
How [What] about doing?「~するのはどうですか」
例
How about going to see the movie next Saturday?
「次の土曜日映画を見に行きませんか」
Thank you for doing「~してくれてありがとう」
例
Thank you for calling me.
「電話してくれてありがとうございます」
look forward to doing「~することを楽しみに待つ」
例
I'm looking forward to seeing you.
「あなたに会うことを楽しみにしています」
※ toがto不定詞ではない点に注意
be good [ poor ] at doing「~するのが上手い(下手)です」
例
He is good [poor] at singing.「彼は歌うことが得意です」
be fond of doing「~することが好きだ」
例
She is fond of writing letters.「彼女は手紙を書くことが好きだ」
《動詞によってその動詞の後ろにto不定詞を置くか、動名詞を置くかが異なります。》
● 動名詞、to不定詞の両方を目的語に置き、意味が同じ動詞
例
like, begin, start
● to不定詞のみを目的語に置く
例
decide, want, wish, hope
● 動名詞のみを目的語に置く
例
enjoy, finish, stop
● to不定詞、動名詞を目的語に置き意味が異なる
例
forget, remember
・to不定詞と動名詞で意味が異なる動詞があります。
◎ forget to do「~することを忘れる」
例
Don't forget to clean your room. 「忘れずに部屋を掃除しなさい」
◎ forget doing「~したことを忘れる」
例
I'll never forget receiving the prize at the contest.
「私はそのコンテストで受賞したことを決して忘れないでしょう」
◎ remember to do「~することを覚えている」
例
Remember to post my letter.
「私の手紙を出すことを覚えておいてください」
-「忘れずに私の手紙を出してください」
◎ remember doing「~したことを覚えている」
例
I remember posting his letter. 「私は彼の手紙を出したことを覚えています」
【注目】
それぞれ動名詞の部分が、「~したこと」というように過去のことを示す和訳になっている点に注意。
30.<比較>
同格の表現
A as ~ as B「AはBと同じくらい ~ だ」
asとasの間の~には、形容詞か副詞の原級が入ります。原級とは形を変えないということで、辞書に載っている形式のことです。
例
Megumi is as tall as Nozomi.
「メグミはノゾミと同じくらいの背の高さだ」
A as ~ as Bを否定形にすると、A not as ~ as Bで、
「AはBほど~でない」という意味になります。
例
Megumi is not as tall as Tomomi.
「メグミはトモミほど背が高くない」
<比較級>
例
Tigers are bigger than cats. 「トラは猫より大きい」
※ than~「~より」
比較級の意味を強める(<~より>ずっと)には、muchや (by) farなどを比較級の前に置きます。
例
Diamonds are much harder than stones.
「ダイヤモンドは石よりずっと硬い」
[比較級の作り方]
形容詞・副詞の語尾に erを付けます。
● そのまま語尾に erを付ける
例
long - longer, old - older
● eで終わる語
例
large - larger
● <子音字+y>で終わる
例
happy - happier, early - earlier
● <短母音+子音字>で終わる語は子音字を重ねる
例
big - bigger, hot - hotter
31.<最上級・比較級>
例
Mt. Fuji is the highest mountain in Japan.
「富士山は日本で最も高い山です」
[最上級の作り方]n
形容詞・副詞の語尾に est を付け、その語の前に the を置きます。
● そのまま語尾に estを付ける
例
long - longest, old - oldest
● eで終わる語
例
large - largest
● <子音字+y>で終わる
例
happy - happiest, early - earliest
● <短母音+子音字>で終わる語は子音字を重ねる
例
big - biggest, hot ? hottest
「~の中で」という範囲を示す語は 、in以外に ofも使われます。
ofの後には複数名詞が入ります。
例
Satoshi is the tallest of them.
「サトシは彼らの中で一番背が高いです」
Satoshi is the tallest of his brothers.
「サトシは兄弟の中で一番背が高いです」
☆比較級の文で最上級と同様の意味の文を作ることができます。
例
Mt. Fuji is higher than any other mountain in Japan.
「富士山は日本で他のどの山よりも高い」
= Mt. Fuji is higher than the other mountains in Japan.
「富士山は日本では他の山より高い」
the other mountains in Japanは、日本にある富士山以外の山すべてを示しています。
【注目】
than以降の比較の対象となる名詞には、any other単数名詞、the other複数名詞がよく使われます。長い単語の比較級には語尾にerを付けるのではなく、単語の前にmoreを置きます。
例
Air conditioners are more expensive than electric fans.
「エアコンは扇風機より高いです」
長い単語の最上級には語尾に erを付けるのではなく、単語の前にmostを置きます。
例
Romeo and Juliet is one of the most popular works in Shakespeare.
「『ロミオとジュリエット』は、シェイクスピアの作品で最も人気のある作品の1つです」
[good, well, many, much, badの比較級、最上級]
goodとwellの比較級は、better, 最上級はbest
manyとmuchの比較級は、more, 最上級はmost
badの比較級は、worse, 最上級はworsen
「~より-が好き」は、
like-better than ~ で表現します。
例
I like seeing movies better than playing video games.
「私はテレビゲームをするより映画を見ることの方が好きです」
どちらが好きか尋ねる場合
例
Which do you like better, muskmelons or watermelons?
「あなたはマスクメロンとスイカではどちらが好きですか」
[比較の重要表現]
<倍数の表現>
数字+times as ~ as
例
This TV is twice as large as that one.
「このテレビはあのテレビの2 倍の大きさです」
※ 2 倍の場合は two times の他に twice という言い方もあります。
This tree is about five times as tall as that one.
「この木はあの木の5倍くらいの高いです」
as soon as one can (= as soon as possible ) 「できるだけ早く~」
例
Learn English grammar as soon as you can.
「できるだけ早く英文法を学びなさい」
Learn English grammar as soon as possible.
「できるだけ早く英文法を学びなさい」
比較級+and+比較級「だんだん~、次第に~」
例
It is getting darker and darker.「だんだん暗くなっています」
32.<命令文>
文の始めに動詞の原形を置くと命令文になります。
例
Have a break.「休憩をとりなさい」
Be quiet.「静かにしなさい」
文頭または文末に pleaseを付けると丁寧な表現になります。
例
Please have a break. = Have a break please.「休憩をとってください」
Don't+動詞の原形で否定の命令文(~するな) になります。
例
Don't walk so fast.「そんなに早く歩かないで」
Don't be shy.「遠慮するな」
命令文で、andは「そうすれば」、orは「さもないと」という意味になります。
例
Lend your money, and you'll lose your friend.
「金を貸しなさい。そうすれば友を失うでしょう」
=「金が縁の切れ目」
例
Study more, or you won't pass the examination.
「もっと勉強しなさい。さもないと試験に受からないでしょう」
33.<感嘆文>
「なんて ~ 」
(文の最後に感嘆符!<exclamation mark> を付ける)
What+(a, an) 名詞句+主語+動詞!
例
What a beautiful flower it is!
「それはなんて美しいお花でしょう」
How+形容詞(副詞)+主語+動詞!
例
How beautiful a flower it is!「それはなんて美しいお花でしょう」
感嘆文の主語と動詞は省略されることもあります。
How beautiful!「なんと美しい」
34.<受動態(受け身)>
主語が「~をする」という通常の文は能動態といい、主語が「~をされる」という形の文は受動態といいます。
受動態は[be動詞+過去分詞]で作ります。
例
[受動態] This picture was drawn by Taro.「この絵はタローによって描かれました」
[能動態] Taro draw this picture.「タローはこの絵を描きました」
by ~ 「~によって」
受動態の否定分はbe動詞に、notを付けます。
例
This picture was not drawn by Taro.「この絵はタローによって描かれませんでした」
受動態の疑問文はbe動詞を主語の前に置き、主語の後に過去分詞を置きます。
例
Was this picture drawn by Taro.「この絵はタローによって描かれましたか」
- Yes, it was./No, it was not.
疑問詞のある文の受動態は、「疑問詞+be動詞+主語+過去分詞」の順になります。
例
When was this picture drawn?「この絵はいつ描かれましたか」
受動態にはby 以外の前置詞を用いる表現があります。
be interested in ~ 「~に興味がある」
例
I am interested in Japanese history.「私は日本史に興味があります」
be surprised at ~ 「~に驚く」
例
He was surprised at the news.「彼はその知らせに驚きました」
35.<二重目的語>
下の例文はなんと訳すでしょうか。
例
She gave him a book.「彼女は彼に本をあげました」
上のgiveを使った例文のように、目的語を二重にとることができる動詞があります。
すべての動詞が二重目的語をとれるわけではないので注意してください。
上の例文は、以下のように前置詞toを使って書き換えることができます。
She gave a book to him.「彼女は本を彼にあげました」
動詞によって目的語の代名詞の前に置く前置詞が異なります。
例
He bought me a nice cap.「彼は私に素敵な帽子を買ってくれました」
He bought a nice cap for me.「彼は素敵な帽子を私に買ってくれました」
buyの場合は forを使います。
36.<「主語+動詞+目的語+補語の文」>
例
Her smile made me happy.
「彼女の笑顔が私を幸せな気持ちにしてくれました」
Please call me Tom.
「私をトムと呼んでください」
補語とは、主語や目的語の性質を表すもので、形容詞か副詞、名詞が補語になります。
me happy
→ 幸せな気持ちになったのは 私 (me)
me Tom
→ me は Tom を指すn
37.<現在完了>
英語にはhave (has)+過去分詞で、[継続][経験][完了・結果]の意味を表す、「現在完了」という文があります。
過去形と異なり、文の意味することが、現在まで影響が及んでいる場合に使います。
それぞれどの意味で使われているかは文脈、副詞などに注目して判断します。
■ 否定文
主語+have[has]+not [never]+過去分詞 ~ .
■ 疑問文
Have [Has]+主語+過去分詞 ~ ?
[継続]「ずっと~している( きた)」
例
I have studied English for ten years.
「私は英語を10 年間勉強しています」
<過去の文>
I studied English for ten years.
「私は英語の勉強を10 年間しました」
→ 今は英語の勉強をしていない。
[経験]「~したことがある」
例
Have you ever been to Hawaii?
「あなたはこれまでにハワイに行ったことがありますか」
I've never been to Hawaii.
「私はハワイに行ったことがありません」
[完了・結果]「~したところだ・~してしまった」
例
He has just arrived at the Tokyo station.
「彼はちょうど東京駅に着いたところです」
He has already arrived at the Tokyo station.
「彼はもう東京駅に着いています」
Have you finished your homework yet?「もう宿題は終わりましたか」
Yes, I have「はい、終わりました」 / No, I have not [haven't]「いいえ、まだです」.
38.<間接疑問>
文頭ではなく、動詞の目的語として、文中に疑問詞を用いる場合があります。
例
I don't know what she wants.
「彼女は何が欲しいのか私には分からない」
He didn'tknow why she was angry.
「彼はなぜ彼女が怒っているかが分からなかった」
<ポイント>
疑問詞以降の動詞の時制を、疑問詞より前にある動詞の時制に合わせます。
I didn't know who was his friend?
「誰が彼の友達か分からなかった」
39.<付加疑問文>
付加疑問文は、疑問を強調する場合に使う文です。
否定の短縮系+代名詞を、コンマ以降に置きます。
例
Do you understand what I am saying, don't you?
= You understand what I am saying, don't you?
「あなたは私が言っていることを理解しているでしょうか」
You don't understand what I am saying, do you?
「あなたは私の言っていることを理解していませんね」
Is she from Akita, isn't she?
= She is from Akita, isn't she?
「彼女は秋田県出身なのですね」
She isn't from Akita, is she?
「彼女は秋田県出身ではないのですね」
カンマの前が否定文であれば、付加の動詞部分は肯定の形になります。
助動詞の文では、助動詞を付加の部分に置きます。
40.<関係代名詞>
関係代名詞とは、文と文をつなぐ働きをする代名詞のことで、関係代名詞には、who, which, whose, that等があります。
例
I have an uncle. He is a fisherman.「私にはおじさんがいます。彼は漁師です」
上の2つの文を、whoでつなぐと、
I have an uncle who is a fisherman.
「私には漁師のおじさんがいます」となります。
上の関係代名詞 who は、whoが主語と同じ役割りをしているので、[主格の関係代名詞] といいます。
上の文のan uncleを、「先行詞」といいます。
関係代名詞の前には、名詞が置かれますが、その名詞を先行詞と呼びます。
この先行詞が人物の場合は、関係代名詞としてwho か whom(目的格)を使います。
先行詞が物か動物には、関係代名詞に which か that が使用されます。
that は先行詞が人・物・動物いずれの場合でも使われます。
また、関係代名詞には、主格の他に、所有格と目的格があります。
[所有格]
There is a ball whose color is green.
「緑色のボールがあります」
この文は、
There is a ball. Its color is green.
をwhoseでつないでいます。
[目的格]
I read the book that he gave me.
「彼がくれた本を読んだ」
こちらの文は、
I read the book. He gave me it.
の2つの文を目的格のthatを使って組み合わせています。
itは目的語で、上の例文では関係代名詞thatがitの代わりをしています。
ちなみに、目的格の関係代名詞は、省略することができます。
I read the book he gave me.
英文を読んでいて、主格か目的格の代名詞どちらを使っているかわからない場合があると思います。
見分け方のポイントは、主格の場合、主語としての役割を果たしているので、関係代名詞の次に動詞がくるということを覚えておくとよいでしょう。
[主格]
I have an uncle who is a fisherman.
I know the man who played tennis there.
41.<分詞>
分詞には、現在分詞と過去分詞があります。
● 現在分詞 ~ ing( ~する)
● 過去分詞 ~ ed(される)
☆ 分詞が単独の場合は、通常、分詞を修飾する単語の前に置きます。(前置)
例
a sleeping dog「眠っている犬」
a used car「中古車(使われた車)」
☆ 分詞が他の語を連ねる場合は、通例、分詞句を修飾する単語の後に置きます。(後置)
例
the dog sleeping under the tree「木の下で眠っている犬」
the car used by my father「父が使った車」
42.<時制の一致>
主節の動詞が過去形の場合、従属節の動詞の時制も過去形にします。
例
I thought that he was an honest man.
「私は、彼は正直な男性だと思いました」
I thought = (主節)
that he was a honest man = (従属節)
接続詞が付いている節が、従属節です。
和訳する場合、従属節の意味は、現在形のままにします。
43.<接続詞>
whenやbecauseなどを主語の前に付く語を「接続詞」といいます。
このような接続詞が付いている節を、「従属節」といいます。
節とは、主語と動詞から成る文です。ちなみに、前置詞と名詞でできたものは、「句」といいます。
例
When I met him yesterday, she looked very happy.
(従属節) (主節)
「私が昨日彼に会ったとき、彼女はとても嬉しそうに見えた」
普通は従属節を始めに訳してから、主節を訳します。
従属説を作る接続詞を、「従位接続詞」(when, because等)といいます。
別のタイプの接続詞として、主節やそれぞれの語・句・文を対等に結び付ける接続詞を「等位接続詞」(and, but等)といいます。
例
Ken and Yuji are brothers.
「ケンとユウジは兄弟です」
It is likely to rain, but I will go out.
「雨が降りそうですが、私は出かけるつもりです」
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