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それは改革ではなく自己破壊の始まりだった
各社の情勢調査が示す「中道、議席半減の可能性」という見出しは、単なる選挙予測ではない。
それは、立憲民主党と公明党が選んだ合併という選択そのものに突き付けられた、冷酷な成績表である。
中道改革連合は、本当に改革だったのか。それとも、理念を失った末の壮大な自爆だったのか。
立民はなぜ、公明とくっついたのか。
なぜ組織票と引き換えに、自らが掲げてきた旗印を、ここまであっさりと下ろしたのか。
この問いから目を背けたままでは、今回の選挙結果の意味は決して見えてこない。
比例名簿が暴いた合併の正体
今年1月に結成された中道改革連合が発表した比例代表名簿は、多くの支持者に強烈な違和感を与えた。
上位に並んだ名前の大半が公明党出身者。
しかもその数は、前回選挙で公明党が獲得した議席数とほぼ一致していた。
これは偶然ではない。
小選挙区で苦戦する公明党議員を、比例という安全地帯に避難させるための配置だった。
街頭で「野合だ」「裏切りだ」という怒声が飛んだのは、感情論ではなく、構造を見抜いた直感的な反発だったと言える。
追い詰められていた立憲民主党
立憲民主党は、単独での選挙に耐えられる状況にはなかった。
無党派層は離れ、左からも右からも票を削られ、小選挙区で勝ち切るだけの基礎票が不足していた。
彼らが喉から手が出るほど欲していたのが、公明党の持つ堅固な組織票である。
合併すれば、その比例票が立民候補に乗る。
数万票の下駄を履けば、勝敗ラインは一気に下がる。
立民にとって、この合併は理念以前に、生き残るための現実的な選択だった。
公明党もまた断崖絶壁に立っていた
一方の公明党も安泰ではなかった。
自民党との長年の協力関係が揺らぎ、小選挙区で維持してきた議席を失う可能性が高まっていた。
組織力はあっても、単独での小選挙区勝利は年々難しくなっている。
ならば比例で確実に議席を確保するしかない。
立民と組めば、比例票の上積みが見込め、名簿順位という形で議席の保険もかけられる。
両党は、互いの弱点を埋め合うためだけに手を組んだ。
そこに理念が入り込む余地はほとんどなかった。
合併を選ばせた恐怖と保険
政党合併の動機を「恐怖」と「保険」で説明した政治学の研究がある。
選挙の先行きが見えないとき、政党は将来の崩壊を恐れ、現在のコストを払ってでも合併という保険にすがる。
立民と公明の合併は、まさにこの理論通りの動きだった。
互いに恐怖を抱え、互いに保険を求めた結果が、中道改革連合という形を取ったにすぎない。
比較によって露呈した立憲民主党の空虚さ
立憲民主党は、組織票と引き換えに公明党と手を組んだ。
小選挙区で勝ち抜くための現実的判断だったと擁護する声もあるだろう。
しかしその選択は、同時に、これまで掲げてきた理念がどれほど脆弱だったのかを露呈させる結果にもなった。
組織票と引き換えに理念を差し出す政治は、有権者の目にどう映るのか。
この交換条件が明確になった瞬間、中道改革連合は「改革」ではなく、打算による「野合」と受け取られることになった。
さらに致命的だったのは、公明党という比較対象が隣に立ったことである。
政策を現実的な制約の中で組み立ててきた公明党と並んだ瞬間、立憲民主党の主張の曖昧さと非現実性が、否応なく浮き彫りになった。
原発政策は、その象徴と言える。
立民は長年「原発ゼロ」を旗印として掲げてきたが、選挙協力という現実を前に、その旗は驚くほどあっさりと降ろされた。
簡単に下ろせる旗だったという事実が、これまでの主張の軽さを、結果として証明してしまったのである。
支持者が感じ取った裏切りと失望
無党派層は敏感だ。
理念より議席を優先する姿を見て、静かに距離を取った。
より深刻なのは、立民を支えてきた市民運動層の失望である。
正義だと信じてきたスローガンが、組織票と引き換えに処分された。
その瞬間、熱意は急速に冷え、運動は空洞化した。
だが、この結果を公明党のせいにするのは筋違いだ。
すべては、立民自身が蒔いてきた種である。
名は体を表さない中道改革連合――30年連立の自己否定
30年にわたり自民党と連立してきた公明党が、連立解消を理由に「中道改革」を名乗る。
その姿は、どう見ても即席で、国民に強い違和感を与えた。
この違和感を、皮肉な形で裏づけたのが麻生太郎氏の発言だった。
麻生氏は演説で
「比例は公明党と書いてください、なんてくだらないことを言う必要はない」
と語り、会場の笑いを誘った。
だが、その「くだらないこと」とされる選挙協力は、
自民党が約30年にわたり公明党と続けてきた連立政治そのものでもある。
麻生氏自身も、総理大臣・副総裁として、
公明党に票の掘り起こしを依頼してきた当事者だ。
かつては必要不可欠だった存在を、状況が変わった途端に切り離す。
その軽さは、公明党だけでなく、
日本の連立政治全体に対する不信感を強める結果となった。
親中姿勢や中国への過度な配慮が指摘される中で、なお将来的な自民党との再連立を匂わせる発言も出ている。
立場は揺れ、軸は定まらない。
一貫性を欠いた政治は、最も有権者の不信を招く。
「比例は公明党なんてくだらない」麻生太郎氏の発言が物議を醸した背景
これは野党政治の浄化プロセスだ
立民は公明と組んで良かったのか。
この問いへの答えは皮肉にも肯定だ。
なぜなら、この合併は、立民が抱えてきた空想を一気に破壊したからである。
仮に中道改革連合が敗北し、解体へ向かうとしても、それは野党政治が現実へ戻るための通過点にすぎない。
現実的な政策を掲げる政党が前面に出ることで、国会の議論はようやく生活に根差したものになる。
さらに気になるのは、将来的に自民党との連立に再び含みを持たせる発言が、関係者から断続的に聞こえてくる点だ。
もしそうなれば、立民との合併は何だったのかという疑問は避けられない。
自民党と約30年連立し、今は立民と組み、将来は再び自民党と向き合う可能性すら否定しない。
その姿は「中道改革」という名称とは裏腹に、一貫した理念よりも生存を優先しているように映る。
壮大なる自爆として歴史に刻まれる
立民と公明がくっついたこと。
それは古い野党政治を終わらせるための、壮大な自爆だったと、後に評価されるのではないか。
空想ではなく現実を語る政治へ。
その転換点として、この合併と失速は、長く記憶されることになるだろう。
中道まさかの議席半減報道…壮大なる大自爆か? 立民は公明党とくっついて本当によかったのか「なぜ組織票と引き換えに自らの旗印を下ろしたのか」