一つの文章内では文体を統一します。
文末を「~です」「~ます」といったですます調か、「~である」「~だ」という断定調にするかを書く前に決めます。
どちらが適当であるかは、文章の内容にもよります。
一般に論文、新聞等は断定調を用いますが、企業団体等が顧客に向けて書く文章はですます調、つまり丁寧語であるのが普通です。
ネットでは、読者との交流を深めたいと考えているようなサイトでは、ですます調で書かれていることが多いです。
政治やさまざまな社会問題などについて自分の意見をズバリと主張している人は、断定調で書いていることがほとんどですね。
たまに、この断定調とですます調を混ぜあわせながらも、自然な形で文章を書く作家やライターがいますが、これには少々テクニックが要ります。
書いている本人は特に意識していないのかもしれませんが、文章作成に小慣れているからできる芸当ともいえます。
なので、一般の書き手は、ですます調か断定調か、どちらか一方に統一したほうが無難でしょう。