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文章を書くにあたって、まず肝心なのが、人に読んでもらった時に意味が通じることです。
「そんなの言われなくてもわかってるよ」
と思いましたか?
しかし、読みやすい文章にするには、意味が通じるだけでは不十分です。
英語でいう「コロケーション」のように、ある英単語を使う場合、よくセットになって用いられる別の英単語があります。
Weblio実用日本語表現辞典より
「collocation」とは・「collocation」の意味
「collocation」とは、言語学において、自然な文脈で一緒に現れることが多い単語の組み合わせを指す。これらの単語は、意味的に関連していることが多く、一緒に使われることで文の意味が明確になる。例えば、「強い雨」や「速い車」のように、形容詞と名詞が組み合わされた表現が典型的なcollocationである。
https://www.weblio.jp/content/collocation
英会話など外国語をネイティブから学んで、「意味は通じるけど、こういう言い方はあまりしない」と言われた経験がある方もいるかもしれません。
日本語でも英語でも、このコロケーションがを意識して書くと、読みやすく伝わりやすい文章になると考えます。
日本語に詳しいはずの日本語ネイティブの日本人でも、時に、コロケーションを誤ることがあります。
間違いと言えるほどでなくても、こちらの単語を用いたほうが読みやすく、伝わりやすいという場合があります。
かくいう私も、かつて、弟と電話で話していて、「(電話を)消すぞ」と言って、意味が通じなかったことがあります。
通話を終了する場合は、「電話を切る」が普通ですね。
電話を消したら、マジシャンになってしまいますよね。
・第17回「~という」を付けるか付けないか
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