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文末を「~と思います」で締める書き方があります。
書き方というほど大げさなものではありませんが、話をするときにも「~と思います」はよく使用されます。
断定を避けたり、相手にぶしつけで直截的な印象を与えたりしないように、「~と思います」と言うことがあります。
しかし、あまり「~と思います」「~と思う」を多用すると、読み手に、この筆者は自信がないのでは? などと思われる可能性があります。
私も書いた文章を読み返すと、文末が「~と思います」ばかりになっているのに気づくことがあります。
そういう場合、「~です」「~だ」「~である」と言い切っても、それほど問題ない箇所については適宜修正を加えます。
多くの読者は、多少ハッタリがあったとしても、
“これであなたはモテるようになります!”
というように断言する文章に惹かれます。
もちろん、誇大広告は違法なので、注意は必要です。
毒舌と言われ、煙たがれることもある作家やタレントがいますが、その一方で、そういう人たちには不思議と多くのファン、フォロワーも存在します。
ほとんどの人は、どっちつかずというのを好まず、イエスかノーか白黒はっきりした状態を好みます。
あえて毒舌になる必要はありませんが、客観的事実など言い切ってよいところは、「~です」と断言しましょう。
・第24回 ですます調(敬体)、である調/断定調(敬体)を統一する
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