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普段話してる言葉づかいのまま文章を書く人もあまりいないと思いますが、活字にするとなると、妙にかしこまってぎこちない文を書いてしまう人もいます。
ブログなどでは、話し言葉をふんだん織り交ぜて書いても良いと思いますが、たとえば履歴書などフォーマルなものの場合は、口語を用いないように気をつける必要があります。
どれが口語か口語でないか迷う場合もあるかもしれません。
たとえば、「好き」という表現。
これは必ずしも口語とは言い切れないとは思いますが、フォーマルな文書ではあまり用いないほうがよいです。
「私は~が好きです」というより、「私は~に興味(関心)を持っています」と表現したほうが好ましいでしょう。
「好き」というと主観的なニュアンスが感じられますが、「興味(関心)を持っている」とすると、より客観性を感じます。
一般に、物事を客観視できる人が評価されます。
適切に話し言葉と書き言葉を使い分けられるということは、客観的な判断ができることの証でもあります。
一見何気ないことかもしれませんが、大切ですね。
・第52回「~という」と「~こと」を減らす
・第54回 文字数を節約する方法:「~であること」「~なの」「~こと」「~の」
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