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「体言止め」をご存知でしょうか。
釈迦に説法かもしれませんが、goo辞書から引用すると、「体言止め」の意味は以下の通りです。
和歌・俳諧などで、最後の句を体言で終わらせること。余韻・余情を生じさせる効果がある。名詞止め。
また、「体言」とは、
単語を文法上の性質から分類したものの一。自立語の中で、活用がなく、主語となることのできるもの。品詞より上位の概念を表すために用いられ、一般に名詞・代名詞の2品詞に細分される。なお、学説により、名詞・代名詞・数詞の3品詞に細分することもあり、また、形容動詞を認めずに、その語幹に相当するものを体言に含めることもある。⇔用言。
つまり、文末が名詞で終わる表現が体言止めです。
たとえば、以下の文は体言止めです。
「忘れられないおふくろの味」
「味」という名詞で文が終わり、余韻を残しています。
体言止めの効果とメリット
体言止めを適切に使うと、文章にリズムや変化が生まれ、簡潔な表現で印象を強く残せます。たとえば、広告コピーや詩的な文章では、以下のような体言止めが効果的です。
- 「未来への第一歩」
- 「静寂の夜」
これらは文字数を抑えつつ、読み手に強いイメージを与えます。
注意点
一方で、体言止めには注意が必要です。
- 不自然さのリスク
書き慣れていない人が使うと、ぎこちない印象を与えることがあります。たとえば、「朝のコーヒー。爽やかな一日。」と連続で体言止めを使うと、読み手に違和感を与える場合があります。 - 曖昧さの可能性
体言止めは余韻を残す反面、意図が曖昧になることがあります。「しっかりと伝えたい」場面では、動詞や助動詞で文を締める方が明確です。たとえば、「私は賛成です」よりも「私は賛成。」では主張が弱く感じられることがあります。 - 多用に注意
無意識に体言止めを多用すると、文章が単調になり、読み手に冗長な印象を与えることがあります。バランスが重要です。
小論文での使用
小論文では、明確かつ論理的な表現が求められるため、体言止めは原則避けるべきです。余韻よりも明瞭さが優先されるため、動詞や助動詞で文を締めるのが無難です。ただし、文学的なエッセイやクリエイティブな文章では、適切に使えば効果を発揮します。
補足:適切な使用場面
体言止めは、以下のような場面で特に有効です。
- 広告やキャッチコピー:短く印象的なフレーズを作りたいとき(例:「新時代の幕開け」)。
- 詩や小説:情感や情景を強調したいとき。
- ブログやコラム:軽やかなリズムで読み手を引き込みたいとき。
ただし、報告書や学術的な文章では、明確さを損なう可能性があるため避けましょう。
無理に体言止めを使う必要はありませんが、適切な場面で自然に取り入れると、深みのある文章になり、魅力的になります。読み返して違和感がなければ、効果的に機能している証拠です。
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